UQ WiMAXは、WiMAXプロバイダー全社に回線を提供している、UQコミュニケーションズが直営で運営しているWiMAXプロバイダーです。
この記事では、UQ WiMAXの特徴や基本情報をはじめ、メリット・デメリット、料金プランなど、契約前に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
この記事で分かること
- サービスの特徴と料金、エリアなどの基本情報
- UQ WiMAXのメリット・デメリット
- 実際のユーザー評価と口コミ投稿
- その他のWiMAXプロバイダーとの違いについて など
\本家WiMAXプロバイダー!/
UQ WiMAXとは?サービスの特徴と基本情報を解説
UQ WiMAXは、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供するモバイルインターネットサービスです。
端末(ルーター)を持ち運ぶだけで、自宅でも外出先でもネット利用が可能で、WiMAX2+とWiMAX NR、au 4G LTE、au 5Gの通信技術を利用しています。
UQ WiMAXの基本情報 | |
月額料金 | 4,268円〜4,950円 |
端末代金 | 6,732円 (UQ WiMAXおトク割) |
スマホセット割 | auスマホ:最大1,100円/月 割引 UQモバイル:最大1,100円/月 割引 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約縛り期間 | なし |
解約違約金 | なし |
データ容量 | 無制限 ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
運営会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
表示価格は全て税込です。
UQ WiMAXの現行プラン2種類
プラン名 | 料金 |
ギガ放題プラスS | 1〜13ヶ月目まで;4,268円 13ヶ月目以降:4,950円 |
ギガ放題プラスS NETFLIXパック | 1〜13ヶ月目まで;5,753円 13ヶ月目以降:6,435円 |
端末はモバイルタイプとホームタイプがある
UQ WiMAXが提供する端末は、主にモバイルルーターとホームルーターの2種類です。
モバイルルーターは外出時に便利で、ホームルーターは据え置き型で自宅利用に最適です。
Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | |
端末外観 | ||
製造元 | NECプラットフォームズ | ZTE Corporation |
対応通信規格(WAN) | WiMAX2+/4G/5G | WiMAX2+/4G/5G |
最大通信速度 | 下り最大:3.9Gbps 上り最大:183Mbps | 下り最大:4.2Gbps 上り最大:286Mbps |
連続待受時間 | 約420時間(初期設定時) | ー |
最大同時接続台数 | Wi−Fi:16台 / USB:1台 | 有線LAN:2台 無線LAN:32台 |
対応Wi-Fi通信規格 | IEEE802.11a/n/ac(5GHz) IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | ー |
おすすめ工事不要で使えるUQ WiMAXのホームルーター(置くだけWi-Fi)ってどう?専門家が特徴とおすすめポイントを全て解説
運営のUQコミュニケーションズはKDDIのグループ企業
UQ WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズは、KDDIの子会社です。
KDDIといえばauブランドを展開していることで知られ、国内でも有数の通信企業です。
格安SIM(スマホ)の「UQモバイル」は、その名の通り、元々はUQコミュニケーションズが運営していましたが、2020年10月からはKDDIが運営を継承しています。
UQ WiMAXと、その他のWiMAXプロバイダーの違い
UQ WiMAXと、他のWiMAXプロバイダーの違いは料金・サービス面です。
全社的に同じ回線、同じ端末を使用するため、同じ機種、同類のプランであれば、通信品質と利用可能なサービス提供エリアに違いはありません。
WiMAXルーターはラインナップが多いため、機種性能による通信品質の差はあります。
最新の機種になるほど、送受信性能がアップしており最大通信速度が速くなる傾向にあります。
UQ WiMAXのメリットは?利用者が語るおすすめポイント
UQ WiMAXには、他のWiMAXプロバイダーでは得られない独自のメリットがあります。
UQ WiMAXのメリット
- UQコミュニケーションズ直営のWiMAXプロバイダー
- 直営プロバイダーのため新端末のリリースが早い
- ユーザーサポートが充実している
- オプションサービスがかなり充実している
- 口座振替での料金支払いに対応
- SIMカードのみの契約も可能
- au・UQ mobileユーザーはセット割引が利用可能
- Try WiMAXによる無料お試しサービス有り
UQコミュニケーションズ直営のWiMAXプロバイダー
UQ WiMAXは、UQコミュニケーションズが運営する唯一の直営WiMAXプロバイダーです。
これにより、他のプロバイダーとは異なり、直接的で信頼性の高いサービスが提供されています。
特に、UQ WiMAXは他社にサービスの運用を委託していないため、運営体制がしっかりしており、利用者からの評判も高いです。
信頼性や品質を重視したい方にとって、大きなメリットといえるでしょう。
直営プロバイダーのため新端末のリリースが早い
UQ WiMAXは、新しい端末が市場に投入される際、他のプロバイダーよりも早く利用できる場合が多いです。
これは、直営プロバイダーならではの強みといえます。
例えば、新端末の発売と同時に最新機能を試したいという方にとって、UQ WiMAXは最適な選択肢となります。
また、最新技術に敏感なユーザーからも高く評価されています。
ユーザーサポートが充実している
UQ WiMAXはサポート体制が非常に整っているのも魅力のひとつです。
コールセンターの対応が迅速で丁寧との声が多く、利用者に安心感を提供しています。
さらに、公式サイトやFAQなどのオンラインサポートも充実しており、初めてWiMAXを利用する方でも簡単にトラブルを解決できます。
アフターサービスを重視する方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
オプションサービスがかなり充実している
UQ WiMAXは、利用者のニーズに応えるために多彩なオプションサービスが用意されています。
例えば、端末の保証オプションやセキュリティ強化オプションなど、長期的な利用を考えている方にとって、これらのオプションは重要なポイントです。
必要に応じて柔軟に選択できるため、自分に合った使い方が可能です。
口座振替での料金支払いに対応
クレジットカードを持っていない方や、カードでの支払いを避けたい方にとって、口座振替が利用できるのは大きなメリットです。
他のプロバイダーでは対応していない場合も多い中、UQ WiMAXは利用者の利便性を考慮した選択肢を提供しています。
特に、学生やクレジットカードを利用しない家庭での利用を検討している方にとって、この点は非常にありがたいポイントです。
SIMカードのみの契約も可能
UQ WiMAXでは、SIMカードのみの契約も可能です。
すでにWiMAX対応の端末を持っている方や、自分で好きな端末を利用したい方には便利なサービスです。
この柔軟な契約形態により、端末費用を抑えたい方や、既存のデバイスを活用したい方からも高い評価を得ています。
参考モバイルWi-Fi(WiMAX)をSIMのみ購入して契約したい!手順と注意点を徹底解説
au・UQ mobileユーザーはセット割引が利用可能
UQ WiMAXは、auやUQ mobileのサービスを利用している方に向けてお得なセット割引を提供しています。
これにより、通信費全体を抑えることができます。
特に、家族全員でauやUQ mobileを利用している場合、割引額がさらに大きくなるため、家計の節約にもつながります。
スマホのキャリア | 割引内容 |
au | auスマートバリュー auスマホとセットで最大1,100円/月 割引 (離れて暮らす家族分もOK、最大10台まで対応) |
UQモバイル | 自宅セット割 UQモバイル指定プラン+5Gのセットで最大1,100円/月 割引 |
Try WiMAXによる無料お試しサービス有り
UQ WiMAXでは、「Try WiMAX」と呼ばれる無料お試しサービスを提供しています。
このサービスを利用すれば、申し込み前に実際の使い勝手や通信速度を確認することが可能です。
初めてWiMAXを利用する方や、自分の生活エリアで快適に使えるかを確かめたい方には非常に便利なサービスです。
リスクなく試せる点は、UQ WiMAXの大きな魅力です。
実際にTry WiMAXを使用してみたレポートは、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
参考無料お試し期間があるおすすめモバイルWi-Fiと利用時の注意点
UQ WiMAXのデメリットは?契約前に知っておきたい注意点
一方で、UQ WiMAXにはいくつかのデメリットもあります。
UQ WiMAXのデメリット
- 他プロバイダーに比べて派手なキャンペーンは少ない
- 月額料金はWiMAXプロバイダーのなかで最安ではない
- 利用には端末を購入する必要がある(割引あり)
- 人によっては料金体系が複雑と感じる場合がある
他プロバイダーに比べて派手なキャンペーンは少ない
UQ WiMAXは、他のWiMAXプロバイダーと比較すると、大規模なキャッシュバックや割引キャンペーンが少ない傾向にあります。
そのため、初期費用や月額料金をできるだけ安く抑えたい方にとっては、物足りないと感じるかもしれません。
ただし、長期的に見れば安定したサービスを提供しているため、コストパフォーマンスの観点ではメリットがあるともいえます。
月額料金はWiMAXプロバイダーのなかで最安ではない
UQ WiMAXの月額料金は、他の格安プロバイダーと比べるとやや高めです。
そのため、料金重視でプロバイダーを選びたい方にとっては、他の選択肢と比較する必要があるでしょう。
ただし、サポートやサービスの充実度を考慮すると、料金以上の価値を感じる利用者も多く存在します。
利用には端末を購入する必要がある(割引あり)
WiMAXを利用するには、基本的に端末を購入して用意する必要があります。
ただし、割引キャンペーンが定期的に実施されているため、購入費用を抑えることも可能です。
端末購入が必要な点は注意が必要ですが、最新端末を手に入れるチャンスでもありますので、前向きに捉えることもできるでしょう。
人によっては料金体系が複雑と感じる場合がある
UQ WiMAXの料金体系は、利用プランやオプションによって異なります。
プランやオプションが多いため、初めてモバイルWi-Fiを利用する方にとっては、少しわかりにくいと感じる場合があります。
しかし、公式サイトやカスタマーサポートを利用すれば、疑問点を解消することができます。
事前にしっかりと調べることで、適切なプランを選ぶことが可能です。
UQ WiMAXの口コミ・評判を確認してみよう!
実際のユーザーが感じているメリット・デメリットを評判から洞察してみました。
良い口コミ・評判はサポート品質の良さ
UQWimaxサポートもばっちりやな…。
引用元:X(@kumasiro)
UQ wimaxのサポート対応が、チャット、電話共にすごく良くて感動した。
あとは、使いにくいwebのUIが改善すると完璧。
今回はエリア外と判明して解約するけど、もしエリア内で問題が解決してたら使い続けてたと思う。
引用元:X(@_takashi_ogawa)
あとUQ Wimaxの解約も終わった。
解約したけど別に不満があったわけではなく、とても使いやすかったです 特にクレカだけでなく口座振替にも対応してるところが最高でした
クソお世話になりましたありがとうございました
引用元:X(@shachikuOL_ema)
チャットや電話での迅速かつ丁寧な対応に感動したという声や、口座振替に対応している利便性の高さなど、利用者に寄り添ったサービスが好評です。
良い口コミとしては、サポート面での高評価が際立つ印象です。
通信品質に関する口コミ・評判は一部悪いものもある
WiMAXがあまりにも遅いので、昼過ぎにUQに改善要望出しておいた。これで元に戻ればいいが
引用元:X(@upr2006)
最近UQ WiMAX、遅い。
引用元:X(@kawakenda4)
実家にWiMAX端末を持って言ったらほとんど圏外だった。4号線の向こうまではエリアなのに。UQに要望したぜ。
引用元:X(@satoshimiketara)
一部では通信速度の低下やエリア外での利用が難しいといった不満も挙げられていますが、エリア内では快適に利用できるケースも多く報告されています。
通信品質はユーザーの利用環境に大きく左右されるため、一部で悪い口コミが見られるのも事実です。
UQ WiMAXの口コミを投稿する
長年使用させて頂いております。2.5GHz帯域を50MHz幅使用できるため、4Gとしては1バンド単体で高速な通信が可能。
さらにau 4G/5Gのバンドも利用可能なため、日本のモバイルブロードバンドにおける王者的存在です。
主要WiMAXプロバイダーとUQ WiMAXの比較
この比較対象は、20社以上あるWiMAXプロバイダーの中でも最有力検討候補のプロバイダーです。
主要WiMAXプロバイダー比較 | ||||
プロバイダー | 利用料金 | 契約期間 | 端末 | キャッシュ バック |
4,268円 〜 4,950円 | 縛りなし | 購入 | なし | |
4,708円 初月無料 | 縛りなし | 購入 | 有り | |
1,375円 〜 4,807円 | 縛りなし | 購入 | 有り | |
1,408円 〜 4,818円 | 縛りなし | 購入 | なし | |
3,278円 〜 4,928円 | 縛りなし | 購入 | 不定期 | |
2,398円 〜 5,170円 | 縛りなし 2年 | 購入 | 有り |
WiMAXで使える2つの通信モードと使い分けについて
スタンダードモード(こちらが標準の通信モード)
使用するネットワーク
- WiMAX
- au 4G/5G
WiMAX2+とau 4G・5Gのネットワークを使用する通信モードです。
データ容量無制限で使用できますが、一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限される場合があります。
プラスエリアモード(オプションの通信モード)
使用するネットワーク
- WiMAX
- au 4G/5G(auプラチナバンド含む)
スタンダードモードのネットワークに加えて、auプラチナバンドを使用する通信モードで、30GB/月の容量制限があります。
この通信モードを使用するには、特別な申し込みは必要なく、端末側で通信モードの切り替えが可能です。
この通信モードは通常はオプションのため、利用料金1,100円/月かかりますが、au・UQスマホの指定プラン利用者は無料になります。
スタンダードモードよりも使えるエリアが広いため、スタンダードモードで電波が入らない場所などで使うことができます。
スマホのキャリア | 割引内容 |
au | auスマートバリュー ・auスマホとセットで最大1,100円/月 割引 (離れて暮らす家族分もOK、最大10台まで対応) ・プラスエリアモードの利用が無料 |
UQモバイル | 自宅セット割 UQモバイル指定プラン+5Gのセットで最大1,100円/月 割引 ・プラスエリアモードの利用が無料 |
プラスエリアモードで使えるプラチナバンドは、繋がりやすさの面で重要な周波数
プラチナバンドは700MHz〜900MHzの現在使用されているモバイル通信としては、最も低い周波数帯の電波のことを言います。
プラチナバンドの電波は、障害物を迂回して進み、遠くまで電波が届く性質があるため、移動体通信ではとても重要な存在です。
楽天モバイルが、自社でのエリア拡大前にauの800MHzを借用してサービス運用していた事は周知の事実ですが(現在も)、プラチナバンドは広く繋がりやすいサービスを展開するうえで必要不可欠な周波数です。
高周波数
- 波長が短い
- 直進性が高く障害物に弱い
- 距離による減衰は大きい(振動の回数が多いためエネルギーを早く使い切ってしまうため遠くまで届かない)
- 帯域幅(データの通り道)を広く取れるため高速な通信が可能
低周波数(プラチナバンド)
- 波長が長い
- 障害物を迂回しやすいため建物の陰などでも比較的繋がりやすい
- 距離による減衰は少ない(振動の回数が少ないため、エネルギーは比較的長持ちし遠くまで届く)
- 高周波数と比べると帯域幅(データの通り道)は取れないため低速
周波数の小ばなし
例えば、遠方の街の花火大会の「ド〜ン」という低い音や、お祭りの和太鼓の低音、遠くの雷雲のゴロゴロという低い音など、遠くにいるのに音が聞こえる経験をした事はないでしょうか?
音の大きさも関係していますが、このように低い周波数は高い周波数よりも遠くまで届きやすい性質を持っています。
音の周波数特性も電波と基本は同じです。
通信モードの切り替えは端末側で簡単に操作できる(普段はスタンダードモードでの利用がおすすめ)
前述しましたが、オプションのプラスエリアモードの利用には、特別な申し込みは必要なく端末側で切り替えだけで使用可能です。
おすすめの使い方は、普段は通信容量無制限のスタンダードモードを使用し、少し電波が弱い場所や、電波が全く入らない場合に、プラスエリアモードに切り替えて使用します。
一つだけ注意が必要なのは、このプラスエリアモードは月に30GBの制限があることです。
スタンダードモードへ戻すのを忘れて使用し続け、30GBに達してしまった場合は、翌月1日までプラスエリアモード側の通信速度は128kbpsに制限されますので注意してください。
(端末側でデータ消費容量の確認が可能なのと、月のデータ消費量が30GB間際になってくると通知をしてくれる機種もあります)
WiMAX+5Gとは?従来のWiMAX2+プランからの変更点
従来のWiMAX2+のプランと比較して何が変わったのかを解説します。
参考WiMAX+5Gプランを分かりやすく解説!4Gプランとの比較や注意点もチェック
旧プランとの違い
- 従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能
- 3日間で一定容量を使用した場合の通信制限が撤廃
- オプションモードの容量上限が15GB・30GB/月に増量
- オプションモードで容量を使い切っても、標準モード側が128Kbpsに制限される事がなくなった
従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能
従来のネットワークに加えて、au 4G・5Gが利用できるようになっています。
5G非対応エリアでは、引き続き4Gの回線を使用する事になります。
WiMAX2+プラン (旧プラン) | ハイスピードモード WiMAX2+回線を使用 ハイスピードプラスエリアモード au4Gの回線を使用 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | スタンダードモード WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用 プラスエリアモード WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用(auプラチナバンド含む) |
速度制限のルールが緩和
これまでは、直近3日間の通信量合計が10GBで、翌日に1Mbpsの速度制限がありましたが、WiMAX+5Gプランでは、直近3日間の通信容量制限は撤廃されました。
現在は「一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります」という表現に変更されています。
どの程度のデータ通信量で制限の対象になるのか、速度制限後の通信速度については明らかにされていません。
WiMAX2+プラン (旧プラン) | 直近3日間の通信量合計が10GBを超えた日の翌日 (18時頃~翌2時頃)に概ね1Mbpsの制限 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | 一定期間内に大量のデータ通信をすると、 ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
オプションモードの上限が15GB・30GB/月に増量
オプションモードのデータ容量上限が、5G用に合わせて従来の月間7GBから15GBに増量されました。
標準モード | オプションモード | |
4Gプラン (従来のプラン) | ハイスピードモード 容量:無制限 ※オプションモードで7GB超過後は、128kbpsの通信速度制限 | ハイスピードプラスエリアモード 容量:7GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | スタンダードモード 容量:無制限 ※オプションモードで15GB超過後も速度制限なし | プラスエリアモード 容量:15GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
WiMAX+5Gプラン (SA対応プラン) ※2023年6月登場 | スタンダードモード 容量:無制限 ※オプションモードで30GB超過後も速度制限なし | プラスエリアモード 容量:30GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
また、従来の4Gプランでは、オプション側で上限の7GB消費後は、WiMAX側(ハイスピードモード)でも、128Kbpsに制限が掛かっていました。
新しいWiMAX+5Gプランでは、オプションモード側で上限の15GBを消費しても、標準モード側(スタンダードモード)で、128kbpsの通信制限を受ける事がなくなりました。
さらに、2023年6月から登場したスタンドアローンの5Gに対応したプランでは、プラスエリアモードの容量が30GB/月に増量されました。
WiMAXの通信速度を実際に各地で測定してみた
現行のWiMAXプランでは、WiMAX単体電波(B41・n41)の他にauの電波も併用しています。
これは繋がりやすさや、通信速度の面においてメリットが大きく、WiMAXがダメなら他ではもっと厳しいと言える程素晴らしい通信品質を提供しています。
測定場所のリクエスト等ございましたら、記事下のコメント欄よりお知らせください。
通信速度実測値の目安 | |
100Mbps以上 | とても速い 5Gのサービス提供エリア内で5G対応端末を使用した場合の実行速度 |
50〜100Mbps | 速い ほとんどのネット利用は快適にできる |
10〜50Mbps | 普通 一般的なネット利用ではあまり気にならないレベル 4K動画が視聴可能(20〜25Mbps以下では止まる事がある) |
1〜10Mbps | やや低速 人によってはストレスを感じ始めるレベル 5Mbps以上で1080pの動画が視聴可能 |
1Mbps未満 | 低速 テキストベースのサイト閲覧やLINEなどの利用は可能 0.7Mbps以上で360pの動画が視聴可能 |
384Kbps未満 | 超低速 ネット利用はほぼできない 一般的な通信速度制限の通信速度は128Kbps 一部では384kbpsに設定されている場合もある |
都心部での利用は十分過ぎる通信速度
都心部ではWiMAXだけではなく、auの基地局数も多く、さらに帯域幅の広い高周波数の電波帯域を中心に構成されています。
都心部では何の問題もない通信速度を実現しています。
地下鉄駅構内や乗車中も安定している
WiMAXは従来から地下鉄駅対策を進めていましたので、元々、駅ホームでは安定して利用することができました。
これまでは駅間の通信品質が若干ネックになっていましたが、auの電波を使用することで走行中も安定して通信することができています。
世界遺産などの観光スポットでも快適に使える
人が集まる観光スポットなどでは、必然的にトラフィックが増加するため電波対策がされている事が多いです。
特にWiMAXは、auの電波も併用しているため、使える電波の周波数が多く快適に利用できます。
UQ WiMAXの申し込み方法と解約方法
申し込み手順
- エリアマップでサービス提供エリアを調べる
- 公式サイトにアクセスする
- 端末、プラン、オプションを選ぶ
- 重要事項説明等に同意する
- 本人確認書類アップロード(必要な場合のみ)
- 審査完了後端末発送
端末とセットかSIMカードのみか、必要な申し込みを選んでください。
内容に問題ない場合は、そのまま申し込み手続きを完了させてください。
UQ WiMAXの解約方法と問い合わせ窓口
UQ WiMAXの解約は、電話またはWebで手続きが可能です。
電話の場合は「UQ WiMAXお客さまセンター」に連絡し、解約希望の申告をしてください。
- UQ WiMAXお客さまセンター
- 0120-094-207 (受付時間9:00~20:00)
Webでの手続きは、「my UQ WiMAX」にログイン後、契約内容確認ページから解約を進めます。
必要な情報は、my UQ WiMAX IDとパスワードです。
【まとめ】UQ WiMAXはこんな人におすすめ
UQ WiMAXは、多くの利点を持つ一方で、一部注意が必要なポイントもあります。
契約前には、自分の利用スタイルやエリアカバー、料金プランをしっかり確認し、納得のいく選択をすることが大切です。
\本家WiMAXプロバイダー!/
こんな人におすすめ
- 本家WiMAXプロバイダーの安心感を得たい
- 最新端末の入手等、新サービス展開時にいち早く利用したい
- 本体が手元にあるためSIMカードのみの契約をしたい
- スマホセット割引を確実に適用させたい
他社プロバイダーとサービス内容の違いを確認しよう
繰り返しになりますが、UQ WiMAXと、他のWiMAXプロバイダーの違いは料金・サービス面にあります。
全社的に同じ回線、同じ端末を使用するため、同じ機種、同類のプランであれば、通信品質と利用可能なサービス提供エリアに違いはありません。
UQ WiMAXは、他社プロバイダーと比較するとサポート体制や周辺新サービス展開の面で優れていますが、料金面では他社のプロモーションによって差が出る場合があります。
自分の利用スタイルや優先順位に応じて、どちらが最適かを判断するようにしてみてください。