おすすめWiMAX
サービス面が充実・契約期間の縛りなし、3年間の利用で端末代が実質無料
» Broad WiMAX
高額キャッシュバック・大手の安心感を第一に考えたい人におすすめ
» GMOとくとくBB WiMAX
WiMAXプロバイダーの本流!公式での安心感を得たい人におすすめ
» UQ WiMAX
口座振替での支払いや、SIMカードのみの契約ができる
» BIGLOBE WiMAX
いつまで使うか分からないので端末レンタルで気軽に使いたい人におすすめ
» 5G CONNECT
長期利用を考えている人におすすめ(3年使えば端末代を実質無料にできる)
» カシモWiMAX
WiMAXは通信品質が優れているうえに、データ容量は無制限で使用できるため、数ある無線インターネットの中で最もおすすめな回線です。
本記事では、現役の通信技術者が選ぶ、おすすめWiMAXプロバイダーランキングと、選び方のポイント等を解説しています。
無駄な契約で損をしたくない、すべての方に必見の内容となっています。
この記事で分かること
- 現役通信技術者が選ぶおすすめのWiMAXプロバイダー
- なぜモバイルデータ通信の中でもWiMAXが優れているのか?
- WiMAXのメリット・デメリット
- WiMAXの利用に向いている人・向かない人 など
「Try WiMAX」で、最大15日間無料で最新のWiMAXを試せる!
・最新の5GWi-Fiルーターを無料レンタル
・データ容量無制限でお試し可能
・初めての方も安心の簡単セットアップ
・ホームタイプのルーターもお試し可能
まずは実際に使ってみて、WiMAXの快適さを体感してみませんか?
» Try WiMAX公式サイトはこちら
令和4年7月1日改正の電気通信事業法について
2022年7月1日以降の通信回線契約において、月額料金1ヶ月分を超える違約金の請求はできなくなりました。
これにより、ほとんどのWiMAXプロバイダーが契約期間の縛りなしプランを新設、最低利用期間を設けている事業者でも大幅に違約金が減額されています。
2022年6月30日以前に契約をされた方は適用外となりますのでご注意ください。
プロが選ぶ!最新おすすめWiMAXプロバイダーランキング
基本的には、この5社の中から選べば間違いないと考えています。
なお、これは僕の個人的な評価ですが、料金以外のサービス・サポート面などを加味し、総合的に判断した内容になっています。
ランキングの基準については、こちらのコンテンツポリシーのページをご確認ください。
おすすめWiMAXプロバイダー | |||||
料金 | 端末代金 | キャッシュバック | 支払方法 | 契約期間 | |
1位 » 詳細を見る | 4,708円 | 一括 分割(36回) | 16,000円 | クレカ 口座振替 | なし |
2位
» 詳細を見る | 1,375円 〜 4,807円 | 分割(36回) | 12,000円 | クレカ | なし |
3位 » 詳細を見る | 4,268円 〜 4,950円 | 一括 | なし | クレカ | なし |
4位 » 詳細を見る | 3,267円 〜 4,928円 | 分割(24・36回) 口座振替は一括のみ | なし | クレカ 口座振替 | なし |
5位 » 詳細を見る | 4,750円 〜 5,250円 | レンタル 分割(24回) | なし | クレカ | なし |
6位 » 詳細を見る | 1,408円 〜 4,818円 | 一括 分割(36回) | なし | クレカ | なし |
※表示価格は税込です。
編集部おすすめNo.1
1.Broad WiMAX
\安価な月額料金 + 端末台実質無料/
当ページからの申し込みで1,6000円キャッシュバック
このプロバイダーの特徴
Broad WiMAXは、周辺サービスが最も充実しているWiMAXプロバイダーです。
契約期間の縛りなし、端末代は36ヶ月の利用で実質無料にすることができます。
他社インターネット回線からの乗り換えの方は、最大40,000円までの違約金負担サポートを行っています。
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 4,708円(初月無料) |
端末 | 31,680円 一括:31,680円 分割:880円(36回) |
キャッシュバック | 16,000円 |
支払方法 | クレカ・口座振替 |
契約期間 | 縛りなし |
提供会社 | 株式会社リンクライフ |
参考【Broad WiMAXレビュー】みんなの評判・口コミは?実際に使って検証してみた!
2.とくとくBB WiMAX
\WiMAX史上最高額のキャッシュバック/
このプロバイダーの特徴
GMOとくとくBB WiMAXは、WiMAX史上最高額のキャッシュバックを実施しているWiMAXプロバイダーです。
オリコンの顧客満足度調査では、2年連続で1位を獲得しており、多くの利用者から高い支持を得ています。
キャッシュバックのお得感や高い顧客満足度もあり、WiMAXを検討するなら候補に入れたい1社です。
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 1,375円(最大割引適用時)〜4,807円 |
端末 | 分割購入 770円(税込)×36回 総額27,720円(税込) 36ケ月の利用で実質0円 解約時に残債がある場合は一括精算 |
キャッシュバック | 12,000円〜 最大54,000円 |
支払方法 | クレカ |
契約期間 | 2年 (違約金なしのため実質縛りなし) |
提供会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
参考GMOとくとくBB WiMAXの口コミ・評判は?メリット・デメリットも解説
3.UQ WiMAX
\WiMAXプロバイダーの本流/
このプロバイダーの特徴
UQ WiMAXは、WiMAXの本流として長年にわたる実績と信頼を持つプロバイダーです。
信頼性の高いサービスと、NETFLIX等とのセットプランや幅広いニーズに応える多様なサービスが揃っています。
端末が安価に購入できる割引も提供されているため、お得で快適な通信環境を実現します。
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 4,268円〜4,950円 |
端末 | 6,732円 (UQ WiMAXおトク割) |
キャッシュバック | なし |
支払方法 | クレカ・口座振替 |
契約期間 | 縛りなし |
提供会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
4.BIGLOBE WiMAX
\口座振替で利用するなら最安値/
クーポン利用で11,500円キャッシュバック!クーポンコード:SYL
割引キャンペーン:1~24ヶ月目の利用料金を1, 650円(税込)割引
期間:2024年12日2日まで
このプロバイダーの特徴
BIGLOBE WiMAXは、インターネットサービスプロバイダーとして四半世紀以上の歴史ある、ビッグローブが運営するWiMAXプロバイダーです。
KDDIグループ企業のため、5G対応のWiMAXルーター本体を既にお持ちの方は、SIMカードのみの契約も可能です。
口座振替で使えるWiMAXプロバイダーを探している方には、BIGLOBE WiMAXをおすすめします。
こんな使い方もできる
回線契約を疑似的に休止することができます
端末セットで申し込んで一定期間使用しない場合、一旦解約します。(解約時に端末分割払いの残債がある場合は精算が必要です。)
再び必要になった場合は、SIMのみの申し込みをして利用を再開することができます。(再開時には、事務手数料3,300円がかかります。)
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 3,278円〜4,928円 |
端末 | 27,720円 分割:1,155円円(24回) 分割:770円(36回) 口座振替の場合は一括のみ |
キャッシュバック | なし |
支払方法 | クレカ・口座振替 |
契約期間 | 縛りなし |
提供会社 | ビッグローブ株式会社 |
参考BIGLOBE WiMAXの特徴を解説!評判やメリット・デメリットも知っておこう!
5.5G CONNECT
\端末レンタルのプラン有り!/
法人契約の場合は最大20%の大口割引有り
5G CONNECT 法人専用窓口はこちら
このプロバイダーの特徴
現在、WiMAX+5Gの利用には申し込み時に端末を購入する事が一般的ですが、5G CONNECTでは端末をレンタルで利用できるというメリットがあります。(最新端末購入プランは端末購入が必要、その他のプランは端末レンタルとなります。)
また、最新端末購入プランには、30日お試しモニターが標準で付帯するため、気軽に試してみたいという方にもおすすめです。
最新端末購入プランは、3,4,9,12,15ヶ月目(5ヶ月分)の月額料金が0円になります。
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 最新端末購入プラン:4,800円 レンタルプラン:4,750円 最新端末レンタルプラン:5,250円 |
端末 | 最新端末購入プランの端末代金は27,720円(24分割) ※2年未満で解約の場合、解約時に1,155円(税込)×残月分を一括支払い |
キャッシュバック | なし |
支払方法 | クレカ |
契約期間 | 縛りなし |
提供会社 | 株式会社FREEDiVE |
6.カシモ WiMAX
\3年間利用で端末代が実質0円/
このプロバイダーの特徴
カシモ WiMAXは、東証プライム上場企業の株式会社マーケットエンタープライズの子会社が運営する安心のWiMAXサービスです。
端末分割払いを選択することで、毎月の支払いから端末代金を相殺できるため、3年使用すれば実質無料で端末を手に入れることができます。
さらに、キャッシュバックがない代わりに月額料金を抑えた価格設定となっているため、コスパ的に大きな魅力があります。
利用回線 | UQ・au |
通信規格 | WiMAX2+・5G・4G LTE |
最大通信速度 | 下り:4.2Gbps 上り:286Mbps ※一定期間内に大量のデータ通信をした場合は、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
データ容量 | 無制限 |
料金 | 1,408円〜4,818円 |
端末 | 27,720円 一括:27,720円 分割:770円(36回) |
キャッシュバック | なし |
支払方法 | クレカ |
契約期間 | 縛りなし |
提供会社 | 株式会社MEモバイル |
参考カシモWiMAXレビュー!みんなの口コミ・評判とメリット・デメリットまとめ
その他のWIMAXプロバイダーと取り扱い事業者(11社)
WiMAXの公式MVNOの他に、独自にWiMAXを自社サービスに取り込んでいる会社もあります。
表が見切れてる場合は、横にスワイプできます。
WiMAX取り扱い事業者 | |||||
料金 | 端末代金 | キャッシュバック | 支払方法 | 契約期間 | |
au | 3,278円 〜 5,170円 | 一括 分割(36回) | なし | クレカ 口座振替 | なし |
Vision WiMAX | 2,398円 〜 5,170円 | 一括 分割(2回) | 10,000円 | クレカ | なし 2年 |
DTI WiMAX | 4,180円 〜 4730円 | 一括 | 2,1780円 | クレカ | なし |
ZEUS WiMAX | 1,474円 〜 4,818円 | 一括 分割(36回) | 2,1780円 | クレカ | なし 3年 |
ASAHIネット WiMAX | 4,928円 〜 4,818円 | 一括 | なし | クレカ | なし |
so-net 2023年8月に申込受付終了 | 3,300円 〜 4,950円 | 一括 | なし | クレカ | なし |
EX WiMAX | 5,533円 〜 6,611円 | 0円 (月額料金に込み) | なし | クレカ | 2年 |
どんなときもWiFi | 4,880円 | 一括 分割(36回) | なし | クレカ | 2年 |
縛られないWiFi | 2,970円 〜 4,840円 | レンタル 購入 | なし | クレカ | なし |
FreeMax+5G | 4,850円 | レンタル | なし | クレカ | 1ヶ月 |
※表示価格は税込です。
正規WiMAXプロバイダーとWiMAX取り扱い事業者の違い
WiMAXには、正規WiMAXプロバイダーと、WiMAXの回線を使って事業を営んでいる事業者の2パターンがあります。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、同じWiMAXなの通信品質に差はありません。
一部例外がありますが、○○WiMAXという商品名にWiMAXの冠表示をしている会社は、正規WiMAXプロバイダーです。
UQコミュニケーションズは、WiMAXブランド保護のため、正規WiMAXプロバイダー提携時には、会社の財務状況や適正を厳しく審査しています。
具体的な審査の内容は、直近2期分の貸借対照表と、損益計算書の提出などが求めらています。
正規WiMAXプロバイダーは、UQコミュニケーションズのホームページで一部公開されています。
正規WiMAXプロバイダー | |
メリット | ・UQコミュニケーションズが審査をしているため運営会社の信頼性は高い ・au 、UQスマホ割が使える(オプションの通信モードを無料にできる) |
デメリット | ・利用開始時に端末購入が必要 |
WiMAX取り扱い事業者 | |
メリット | ・端末はレンタルでサービス提供している事が多いので、端末購入費用が不要(レンタル品は解約時に要返却) ・オプションの通信モード(プラスエリアモード)が最初から無料なケースが多い |
デメリット | ・基本的にau ・UQスマホ割は使えない(一部例外あり) |
現行の5G対応WiMAX端末6機種をご紹介
現行で流通している端末は、モバイルルーター3種類、ホームタイプ3種類の合計6機種です。
これ以外のルーターは旧タイプの端末で、5Gには非対応になります。
WiMAXの端末は長らく中国のHUAWEIが製造を担当していましたが、米国からの制裁の影響を受け、本モデルから海外メーカーの2機種はサムスンとZTEが製造しています。
個人的にはWiMAXと言えば、HUAWEIという思いがあったため残念な部分もありますが、サムスンやエリクソンなどの海外メーカーは、WiMAXの基地局設備にも使用されているため理にかなった抜擢だったと言えます。
最新機種の5G SA対応モデル
Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | |
端末外観 | ||
製造元 | NECプラットフォームズ | ZTE Corporation |
対応通信規格(WAN) | WiMAX2+/4G/5G | WiMAX2+/4G/5G |
最大通信速度 | 下り最大:3.9Gbps 上り最大:183Mbps | 下り最大:4.2Gbps 上り最大:286Mbps |
連続待受時間 | 約420時間(初期設定時) | ー |
最大同時接続台数 | Wi−Fi:16台 / USB:1台 | 有線LAN:2台 無線LAN:32台 |
対応Wi-Fi通信規格 | IEEE802.11a/n/ac(5GHz) IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | ー |
国内メーカー2機種(SA非対応モデル)
Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | |
端末外観 | ||
製造元 | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ |
対応通信規格(WAN) | WiMAX2+/4G/5G | WiMAX2+/4G/5G |
最大通信速度 | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps |
連続待受時間 | 約400時間(初期設定時) | ー |
最大同時接続台数 | Wi−Fi:16台 / USB:1台 | 5GHz:20台 2.4GHz:20台 |
対応Wi-Fi通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | ー |
海外メーカー2機種(SA非対応モデル)
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | |
端末外観 | ||
製造元 | Samsung | ZTE Corporation |
対応通信規格(WAN) | WiMAX2+/4G/5G | WiMAX2+/4G/5G |
最大通信速度 | 下り最大:2.2Gbps 上り最大:183Mbps | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps |
連続待受時間 | 約790時間(初期設定時) | ー |
最大同時接続台数 | Wi−Fi:10台 / USB:1台 | 有線LAN:2台 無線LAN:30台 |
対応Wi-Fi通信規格 | IEEE802.11a/n/ac(5GHz) IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
バッテリー容量 | 5,000mAh | ー |
WiMAXを選ぶ際の重要確認ポイント
数多くあるWiMAXプロバイダーは、全社的に全く同じネットワークを使用してサービス提供するため、どこのWiMAXプロバイダーを使っても通信品質に差はありません。
WiMAXプロバイダー各社は、通信品質で差を出す事ができないので、主に以下6つのポイントで差別化を図り優位性を争っています。
月額料金
同じWiMAXでも契約するプロバイダーによって月額料金が異なります。
月額料金が安くてもサービスが少なかい場合があったり、月額料金が高くてもキャッシュバックがあったり、プロバイダーによって様々なので端末代やキャッシュバックなども総合的に確認すると良いでしょう。
端末代金
現在はWiMAXの利用に端末購入は必須となっています。
以前までは端末無料配布の事業者がありましたが、電気通信事業法により、回線契約と端末代金を明確に分離する事が義務付けられたためです。
端末代金は一括購入か、毎月の月額料金に上乗せして24回か36回払い等で分割していく、2種類の方法があります。
端末分割払いの途中で解約する場合、残債を解約時に一括払いで精算します。
キャッシュバックや割引特典などの還元
キャッシュバックの有無や、キャッシュバックの金額はプロバイダーによって異なります。
各プロバイダーの傾向として、月額料金が安い場合はキャッシュバック無し、月額料金が高い場合はキャッシュバック有りという場合が多いです。
キャッシュバック | |
プロバイダー | 金額など |
Broad WiMAX | 1,6000円(6ヶ月後) 他社ネット回線から乗り換えの場合、最大40,000円に増額 |
とくとくBB WiMAX | 12,000円(12ヶ月後) 他社ネット回線から乗り換えの場合、最大5,4000円に増額 |
Vision WiMAX | 10,000円 |
支払い方法(クレカ・口座振替)
クレジットカードでの支払いが一般的になっているため、口座振替対応のWiMAXプロバイダーは僅かです。
口座振替は手数料が発生するため、少しでも安く利用したい場合はクレジットカードの支払いをおすすめします。
口座振替対応WiMAXプロバイダー | |
プロバイダー | 手数料など |
Broad WiMAX | 220円/月 口座振替を選択した場合20,743円掛かるのでクレカ払いがおすすめ |
BIGLOBE WiMAX | 220円/月 |
UQ WiMAX | 220円/月 |
契約縛り期間
契約期間満了前の解約者には数千円〜数万円の違約金が課されていましたが、2022年7月に電気通信事業法の改正があり、月額料金(1ヶ月分)を超えた違約金請求をできないルールになりました。
これに伴い、ほとんどのWiMAXプロバイダーは契約縛り期間を撤廃しました。
つまり、いつ解約しても違約金はゼロ円、契約期間の縛り有りプランでも月額料金(1ヶ月分)未満の違約金を納めるだけで済むようになりました。
一部のプロバイダーで縛り有りプランを提供していますが、縛り期間有りプランの方が月額料金が安価に設定されています。
長期間利用する予定の方は、縛り期間有りのプランを選択する方がコスパ良く使用できます。
2年縛りプランがあるWiMAXプロバイダー | |
プロバイダー | 月額料金 |
Vision WiMAX | ■縛りなしプラン 2,794円〜5,170円 ■2年プラン 2,398円〜5,049円 |
参考総務省ホームページ(電気通信事業法における消費者保護ルール)
サポート体制・独自のサービスなど
サポート体制や、運営プロバイダーが独自に提供しているサービスを注意深く確認する事も必要です。
例えば、他社インターネットサービスからの乗り換えで発生した違約金を負担してくれたり、解約時に不要になった端末を下取りしてくれるユニークなサービスを提供しているプロバイダーもあります。
期間限定でお得なキャンペーンが実施されている事もあるので、各プロバイダーのホームページを申し込み前に一度チェックしてみる事をおすすめします。
そもそもWiMAXとは?
WiMAXとは?
データ通信に特化したモバイルブロードバンド通信としてスタート
WiMAXは、2009年からUQコミュニケーションズがモバイルブロードバンド通信としてサービスをスタートしています。
元々は、WiMAX(IEEE802.16e)のみの提供でしたが、2013年から、より通信速度の速い後継通信規格である、WiMAX2+(WiMAX R2.1)との並行運用をスタートさせました。
現在は、初期型のWiMAX(IEEE802.16e)はサービス終了し、WiMAX2+と、WiMAX2+を※NR化したWiMAX3(WiMAX R3.0)の2つが運用されています。
また、2021年4月から新プランの「WiMAX+5G」が登場し、auの電波も利用するサービス提供型に大きくシフトチェンジを行いました。
5Gに対応した事によって、光回線の代替手段としてWiMAXを選択するユーザーが増え、モバイルインターネット市場の環境変化が起き始めています。
※NR化=4Gで使用していた電波の周波数を5G用に転用する事です。New Radioの頭文字を取ってNR化と言います。
WiMAXプロバイダー全社で同じ端末を使用する
WiMAXプロバイダーは全社で全く同じ端末を使用します。
過去にauブランドのみ限定の端末をリリースしていた事がありますが、現在は全社的に同じ端末を使用しています。
端末はほぼ毎年、新機種がリリースされ通信速度やスペックなどは新しい機種になる程向上しています。
なるべく最新の端末を選ぶ事が、高速で快適通信を手に入れるポイントです。
どこのプロバイダーで契約しても使えるエリアは同じ
現在はUQ WiMAXの他に、沢山のプロバイダーがWiMAXを取り扱っています。
MVNO各社は、MNOであるUQコミュニケーションズと再販・OEM契約をし、自社ブランドとしてユーザーにサービスを提供しています。
どこのプロバイダーで契約しても、中身は同じであるため、使えるエリアや通信品質は変わりません。
サービス提供エリアは、以下のマップで確認できますので、必ず確認するようにしましょう。
※MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの略で、大手移動体通信事業者(MNO)から通信インフラの一部を借用して運用している通信事業者のことです。
※OEMとはOriginal Equipment Manufacturingの略で、相手先のブランド名で製造する製品の事を言います。
現行のプランでは3日間制限が撤廃されている
WiMAXを昔からご存知の方は、3日間のデータ使用量が累計で10GBか15GBを超過すると、速度制限にかかるイメージがある方も多いと思います。
現行のWiMAX+5Gプランでは、この3日間制限は撤廃されていて、基本的には速度制限なしで利用可能です。
ただし、一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります。
スマホセット割引を使うと良い事が沢山
WiMAX+5Gと、auスマホかUQモバイルスマホをセットで使うと、スマホの料金が割引になります。
また、通常はオプションの、プラスエリアモード利用料(1,100円)が無料になり、ホームルータープランでは月間データ容量が15GBから30GBに拡大されます。
※スタンドアローンの5Gに対応したプランでは、最初からプラスエリアモードの容量は30GB/月使用できます。
スマホのキャリア | 割引内容 |
au | auスマートバリュー auスマホとセットで最大1,100円/月 割引 (離れて暮らす家族分もOK、最大10台まで対応) |
UQモバイル | 自宅セット割 UQモバイル指定プラン+5Gのセットで最大1,100円/月 割引 |
WiMAX3(n41)の台頭でモバイルデータ通信の覇権を握る
2022年12月から、WiMAX2+で使用している40〜50MHzの帯域幅のうち、30MHz分を5G用に転用(NR化)し、いわゆるWiMAX3(n41)に使用する切り替えがスタートしています。
UQコミュニケーションズは全国に6万局以上の基地局があり、これらの基地局がNR化されていく事によって、WiMAX基地局単体として高速化が促進します。
さらに、併用しているauの電波も一部の4G周波数を5G用に転用しているので、WiMAXとauで相互補完された、最強のRAN(無線エリアネットワーク)となります。
参考5G対応のWiMAX3を徹底解説!サービス開始時期や通信速度はどうなる?
WiMAXを使う事のメリットとは?
WiMAXのメリット
日本の伝統的な通信会社の傘下企業が運営
UQコミュニケーションズの親会社であるKDDIは、元国営の国際電信電話会社がベースの企業です。(日本電信電話公社から国際通信の部門として分離)
現在のNTT(旧・日本電信電話公社)が国内通信を担当、KDD(国際電信電話会社)が国際通信を担当し、2大巨頭として日本の通信を支えてきました。
近年、KDDIはUQ mobileをサブブランド化するなど、会社間の境界線が徐々に無くなりつつあります。
日本の伝統的な通信会社がインフラの構築・保守に深く関わっているので、優位性は高く、通信品質が確かなものである事は間違いありません。
- NTT:国営の日本電信電話公社がベースの企業
- KDDI:前身のKDDは元国営の国際電信電話会社がベースの企業
データ容量は無制限で使用できる
一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有りますが、基本的にデータ容量は無制限で使えます。
一般的な利用の範囲内では制限にかかる事はないと思われます。
ルーターはホームタイプもある
WiMAXで取り扱いのルーターは、持ち運び可能なモバイルタイプの他に、宅内据え置き型のホームタイプもあります。
ホームタイプはバッテリーを内蔵していないため、基本的には外に持ち運んで使用する事は難しく、ご自宅で固定回線の代替手段として利用される方が多いです。
PCやスマホなどのデバイス数が、モバイルタイプよりも多く接続できる事が特徴です。
ルーターの種類による違い | ||
種類 | モバイルタイプ | ホームタイプ |
通信の安定性 | ○ | ◎ |
持ち運び | ○ | △ |
電源 | バッテリー内蔵 | コンセントからの 電源供給が必要 |
最大接続機器数 | 10〜16台程度が上限 | 最大40台 |
おすすめ最強のホームルーター(置くだけWiFi)はコレ!現役通信技術者が選ぶ最新おすすめランキング
データ通信に強い周波数帯域を使用
WiMAXは、モバイル通信で使用する電波の周波数の中でも等にデータ通信に特化した、比較的高周波数である2.5GHz帯の周波数を使用しています。
この2.5GHz帯は、日本ではバンド41というチャネルで、Y!mobile(ソフトバンクモバイル)と、UQコミュニケーションズの2社が総務省から免許を与えられています。
これまでは、両社共に30MHzの帯域幅(データの通り道)を与えられていましたが、2013年10月にUQコミュニケーションズが20MHz分追加で帯域を付与され、合計50MHz分の帯域幅を獲得しました。
これに伴い、WiMAX2+の展開がスタートし、地域BWAと呼ばれる自治体が提供する無線ブロードバンド通信としても幅広く利用されるようになりました。
auの電波も併用しているため高速で使えるエリアが広い
これまでもオプションの通信モードでauの電波は使用できましたが、あくまでもオプションの扱いであったため、auの電波を利用するためにはオプション料金の課金が必要でした。
2021年にWiMAX+5Gという新プランが登場してからは、標準でau 5G・4G LTEの電波も使用できるようになったため、使えるエリアや通信速度が飛躍的に向上しています。
WiMAXの基地局が近くにない場合でも、auの基地局が近くにあれば利用できますし、auの基地局が近くにない場合でも、WiMAXの基地局が近くにあれば利用できます。
WiMAXよりもauの基地局数の方が多いためか、普段はどちらかと言うとauの電波を掴む事が多いように感じます。
2種類の通信モードが利用可能
WiMAXは2種類の通信モードが利用できます。
スタンダードモードは標準の通信モードで、WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用します。
プラスエリアモードは、オプションの通信モードで、スタンダードモードの回線にプラスしてauのプラチナバンド(700MHz・800MHz)が使用できるようになります。
プラチナバンドの周波数は、障害物を迂回して進む性質を持っているため、ビルの陰や木の陰など、入り組んだ場所にも比較的電波が届きやすくなり使用できるエリアが広がります。
月に30GBまで利用可能で、1,100円のオプション料金が発生します。
通信モード | 使用する回線 |
スタンダードモード | WiMAX・au 4G・5G データ容量:無制限 |
プラスエリアモード (オプション) | WiMAX・au 4G・5G auプラチナバンド含む データ容量:30GB / 月 |
ここに注意!WiMAXのデメリットとは?
海外では使えない
WiMAXは海外で使用する事ができません。
技術的には可能なため、将来的に国際ローミングを提供する可能性はゼロではないと思います。
今後に期待して待ちましょう。
使いすぎると制限にかかる場合がある
前述の通り、WiMAXの現行プランはデータ容量無制限で使用できますが、一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります。
なお、制限後の速度や、制限にかかるデータ量のしきい値など詳細は非公開となっています。
WiMAXに限らず、スマホやモバイルWiFiなどの移動体通信では、電波を使用するため近傍にいる多くのユーザーが共通の電波帯域を使用します。
一部のユーザーが過度な通信を行うと、帯域を圧迫し他のユーザーの通信に影響が出てしまいます。
公平性を保ちネットワークの輻輳(ふくそう)を起こさないためにも、このような制限を必ず設ける必要があります。
オプションの通信モードを利用するには課金が必要
データ容量に関係なく、オプションの通信モード(プラスエリアモード)を使用した月は1,100円の課金が発生します。
プラスエリアモード
- 料金:1,100円(利用月のみ課金)
- データ容量:30GB分 / 月
利用に特別な申し込みは必要なく、端末側のモード切り替え操作で利用できるようになります。
誤操作で意図せずに使用してまわないように注意が必要です。
なお、auスマホとのセット割引(auスマートバリュー)、UQモバイルのスマホセット割(自宅セット割 インターネットコース)を適用させると、オプション利用料(1,100円)が無料になり、ホームルータープランでは月間データ容量が15GBから30GBに拡大されます。
※スタンドアローンの5Gに対応したプランでは、最初からプラスエリアモードの容量は30GB/月使用できます。
auで障害が起きた場合に影響を受ける可能性がある
WiMAXはauの電波も使用するので、auで障害が起きた場合にauの回線が使えなくなるという直接的な影響を受けます。
その他にも、WiMAXはWiMAX2+の登場以降、auとコアネットワークの一部を共有しています。
これにより、auとWiMAXの異なるキャリアでCA※をする事ができる等、恩恵が大きい反面、デメリットもあります。
それは、KDDIのコアネットワークに障害が起きた場合、通信が全くできなくなる可能性があるという点です。
当然、障害が起きないように、設備のメンテナンスや定期点検が法令で定められいたり、24時間365日厳しい監視体制を取っていますが、このようなリスクがある事を認識しておく必要があります。
これは、KDDIグループだけではなく、ソフトバンク・Y!mobileでも同じことが言えます。
※CA=(Carrier Aggregation)キャリア・アグリゲーションは、複数の異なる電波の周波数を束ねる事によって、通常よりも高速な通信を行う技術の事を言います。一般的には、異なる通信キャリア同士の電波を使用する事はありません。
WiMAXの利用に向いている人と向かない人
WiMAXの利用が特におすすめな方と、おすすめできない方をいくつか挙げてみましたので、是非参考にしてみてください。
WiMAXはこんな人におすすめ!
こんな人におすすめ
- 繋がりやすく高速なモバイルWiFiを探している
- データ容量は無制限で動画などを楽しみたい
- au・UQモバイルのスマホを使っている
- 光回線が引けない住宅に住んでいるので光回線の代替手段として使いたい
こんな人にWiMAXはおすすめしない!
おすすめできない人
- 通信速度は速くなくていいので、料金をなるべく安く抑えたい
- データ容量はあまり使わないので無制限の必要がない
- 海外旅行や海外出張に頻繁に出かけるため、海外でも使えるモバイルWiFiを探している
- APEXなどのFPSゲームをラグなく楽しみたい
FPSゲームなどを遅延なく楽しみたい方には、基本的には不向きです。
高速光回線10G(ギガ)の光回線ならコレがおすすめ!特徴と選び方の注意点をプロが解説
WiMAX+5Gとは?従来のWiMAX2+プランからの変更点
従来のWiMAX2+のプランと比較して何が変わったのかを解説します。
参考WiMAX+5Gプランを分かりやすく解説!4Gプランとの比較や注意点もチェック
旧プランとの違い
- 従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能
- 3日間で一定容量を使用した場合の通信制限が撤廃
- オプションモードの容量上限が15GB・30GB/月に増量
- オプションモードで容量を使い切っても、標準モード側が128Kbpsに制限される事がなくなった
従来のネットワークに加えauの4G・5Gが利用可能
従来のネットワークに加えて、au 4G・5Gが利用できるようになっています。
5G非対応エリアでは、引き続き4Gの回線を使用する事になります。
WiMAX2+プラン (旧プラン) | ハイスピードモード WiMAX2+回線を使用 ハイスピードプラスエリアモード au4Gの回線を使用 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | スタンダードモード WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用 プラスエリアモード WiMAX2+・au 4G・5Gの回線を使用(auプラチナバンド含む) |
速度制限のルールが緩和
これまでは、直近3日間の通信量合計が10GBで、翌日に1Mbpsの速度制限がありましたが、WiMAX+5Gプランでは、直近3日間の通信容量制限は撤廃されました。
現在は「一定期間内に大量のデータ通信をすると、ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合が有ります」という表現に変更されています。
どの程度のデータ通信量で制限の対象になるのか、速度制限後の通信速度については明らかにされていません。
WiMAX2+プラン (旧プラン) | 直近3日間の通信量合計が10GBを超えた日の翌日 (18時頃~翌2時頃)に概ね1Mbpsの制限 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | 一定期間内に大量のデータ通信をすると、 ネットワーク混雑時間帯に速度制限がかかる場合有り |
オプションモードの上限が15GB・30GB/月に増量
オプションモードのデータ容量上限が、5G用に合わせて従来の月間7GBから15GBに増量されました。
標準モード | オプションモード | |
4Gプラン (従来のプラン) | ハイスピードモード 容量:無制限 ※オプションモードで7GB超過後は、128kbpsの通信速度制限 | ハイスピードプラスエリアモード 容量:7GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
WiMAX+5Gプラン (新プラン) | スタンダードモード 容量:無制限 ※オプションモードで15GB超過後も速度制限なし | プラスエリアモード 容量:15GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
WiMAX+5Gプラン (SA対応プラン) ※2023年6月登場 | スタンダードモード 容量:無制限 ※オプションモードで30GB超過後も速度制限なし | プラスエリアモード 容量:30GB / 月 超過後は128kbpsの通信速度に制限 |
また、従来の4Gプランでは、オプション側で上限の7GB消費後は、WiMAX側(ハイスピードモード)でも、128Kbpsに制限が掛かっていました。
新しいWiMAX+5Gプランでは、オプションモード側で上限の15GBを消費しても、標準モード側(スタンダードモード)で、128kbpsの通信制限を受ける事がなくなりました。
さらに、2023年6月から登場したスタンドアローンの5Gに対応したプランでは、プラスエリアモードの容量が30GB/月に増量されました。
WiMAXの通信速度を実際に各地で測定してみた
現行のWiMAXプランでは、WiMAX単体電波(B41・n41)の他にauの電波も併用しています。
これは繋がりやすさや、通信速度の面においてメリットが大きく、WiMAXがダメなら他ではもっと厳しいと言える程素晴らしい通信品質を提供しています。
測定場所のリクエスト等ございましたら、記事下のコメント欄よりお知らせください。
通信速度実測値の目安 | |
100Mbps以上 | とても速い 5Gのサービス提供エリア内で5G対応端末を使用した場合の実行速度 |
50〜100Mbps | 速い ほとんどのネット利用は快適にできる |
10〜50Mbps | 普通 一般的なネット利用ではあまり気にならいレベル 4K動画が視聴可能(20〜25Mbps以下では止まる事がある) |
1〜10Mbps | やや低速 人によってはストレスを感じ始めるレベル 5Mbps以上で1080pの動画が視聴可能 |
1Mbps未満 | 低速 テキストベースのサイト閲覧やLINEなどの利用は可能 0.7Mbps以上で360pの動画が視聴可能 |
384Kbps未満 | 超低速 ネット利用はほぼできない 一般的な通信速度制限の通信速度は128Kbps 一部では384kbpsに設定されている場合もある |
都心部での利用は十分過ぎる通信速度
都心部ではWiMAXだけではなく、auの基地局数も多く、さらに帯域幅の広い高周波数の電波帯域を中心に構成されています。
都心部では何の問題もない通信速度を実現しています。
地下鉄駅構内や乗車中も安定している
WiMAXは従来から地下鉄駅対策を進めていましたので、元々、駅ホームでは安定して利用することができました。
これまでは駅間の通信品質が若干ネックになっていましたが、auの電波を使用することで走行中も安定して通信する事ができています。
ディズニーなどの混雑した場所でも問題なし
ディズニーなどの屋外で人が集中するスポットは、土日祝日などでも問題もなく快適に利用できています。
世界遺産などの観光スポットでも快適に使える
人が集まる観光スポットなどでは、必然的にトラフィックが増加するため電波対策がされている事が多いです。
特にWiMAXはauの電波も併用しているため、一般的なモバイルWi-Fiよりも使える電波の周波数が多く快適に利用できます。
WiMAXを契約前にお試しする方法とは?
事前に感触を掴むために、WiMAXをお試しする方法は大きく2つあります。
WiMAXをお試しする方法
- Try WiMAX(15日間)を利用する
- 有料の短期レンタルサービスを利用する
その理由と注意点を解説します。
Try WiMAXで15日間無料でお試し可能
UQ WiMAXでは、契約前の端末無料お試しサービス(Try WiMAX)を実施しています。
期間は15日となっていますが、配送の往復期間も15日に含まれるため、使用できる期間は実質10日程度です。
実際にTry WiMAXを使用してみたレポートは、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
参考無料お試し期間があるおすすめモバイルWi-Fiと利用時の注意点
有料の短期レンタルサービスを利用する
WiMAX端末を有料レンタルする場合、WiFiレンタル業界の最大手のWiFiレンタルどっとこむがおすすめです。
最新機種の取り扱いが無い場合がありますが、1日単位でレンタルする事ができ、端末の在庫も潤沢です。
レンタル中の機器破損などを補償する端末補償オプションも、1日44円で付帯する事ができます。
参考おすすめのモバイルWi-Fiレンタル事業者と期間・用途別の上手な選び方
初期契約解除制度利用時の重要な注意点
初期契約解除制度とは簡単に言うと、クーリングオフと似たような制度で、契約書を受け取ってから8日以内であれば違約金なしで契約解除ができるという制度です。
電気通信事業法で定められた、通信契約における消費者保護のためのルールです。
「サービス提供エリアや、契約内容を十分に確認したうえで契約をしたけど、電波状況が不十分で使い物にならない」というような人を救済するための措置です。
8日間の無料お試し期間という意味ではありませんので十分ご注意ください。
初期契約解除制度の注意点
- 購入した端末は基本的に対象外なので返品できない場合がある
- 契約事務手数料の3,300円は戻ってこない
現在は、通信会社の厚意で購入した端末分も返品・返金をしている会社が多いですが、本来は、端末は購入した物なので返金対象外です。
総務省ホームページより抜粋
初期契約解除制度とは、通信サービスの契約を結んで、契約書を受け取ってから8日以内であれば、一方的に契約を解約できるということを定めた制度です。
この際、例えば2年以内の解約に違約金が設定されていたとしても、この契約自体がなかったことになるので、違約金の支払いは不要となるなど、契約初期での解約のハードルは非常に低くなっています。
ただし、携帯電話端末の購入はキャンセルできない場合が多いなどの注意点があります。
WiMAXに関するよくある質問と回答
この他にご不明な点がある場合は、記事下のコメント欄からお気軽にコメントをお寄せください。
WiMAXでおすすめのルーターは?
個人的には、操作性やバッテリーの持ち、同時接続機器数の観点などから、モバイルタイプでは「Speed Wi-Fi 5G X12」、ホームタイプでは「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がおすすめです。
現行の5G対応ルーターでは、通信速度の実測値も大きな差は無いように感じます。
WiMAXプロバイダーによって通信品質は異なりますか?
WiMAXの通信品質は、どこのプロバイダーで契約しても同じです。
使用できるエリアや通信速度は、WiMAXプロバイダーではなく、使用する端末のスペックによって大きく左右されます。
端末は新しい機種になる程スペックが高く、最大通信速度は速くなる傾向があるので、なるべく最新の端末を選ぶようにすると良いでしょう。
ただし、WiMAXに限らずモバイル通信全般の特性として、基地局周辺のユーザーで帯域をシェアして使うため、公表されている最大通信速度が出る事はありません。
通信速度はお使いのブラウザでも簡単に測定する事ができます。
WiMAXではプロバイダー契約が不要?
WiMAXをはじめとするモバイル回線の場合は、回線を提供する会社がインターネットへの接続も行うため、回線契約とは別にプロバイダー契約をする必要はありません。
各WiMAX提供事業者(プロバイダー)との回線の契約のみで利用可能です。
プロバイダーとは、正式にはインターネット・サービス・プロバイダーと言い、回線をインターネットに接続するための事業者の事を言います。
例えば光回線の場合では、物理的な光ファイバー(回線)を提供する会社と、インターネットに接続してくれる会社(プロバイダー)が別々になっているため、基本的には、それぞれの会社との利用契約が必要です。
WiMAXホームルーターは光回線の代替手段になる?
ご利用場所が5Gのサービス提供エリア内であれば、一部の光回線(VDSLなど)よりも高速な通信速度でご利用頂ける場合があります。
ただし、光回線と違い電波を使って通信するため、電波状況により通信が不安定になる事や、回線混雑の影響を受けやすい点に注意が必要です。
通信速度比較 | |
回線種別 | 最大通信速度(理論値) |
光回線 | 1G〜10Gbps |
WiMAX | 4.2Gbps |
光回線(VDSL) | 100Mbps |
ADSL | 50Mbps |
おすすめ最強のホームルーター(置くだけWiFi)はコレ!現役通信技術者が選ぶ最新おすすめランキング
WiMAXとポケットWi-Fiどっちがいい?
WiMAXと、ソフトバンク(Y!mobile)のポケットWi-Fiは、どちらも2.5GHzのバンド41という周波数帯域をメインで使用しています。
どちらにもメリット・デメリットがあり、使用できるエリアは、通信基地局の設置場所が異なるため各社でそれぞれ異なります。
そして、データの通り道である電波の帯域幅が、ソフトバンク(Y!mobile)のポケットWi-Fiは30MHzで、WiMAXが50MHzとWiMAXの方が20MHz分広くなっています。
そのため、バンド41単体の通信速度としてはWiMAXの方が有利です。
おすすめWiMAXプロバイダーまとめ
おすすめプロバイダーランキングに戻る場合は、以下のリンクからどうぞ。
おすすめWiMAX
サービス面が充実・契約期間の縛りなし、3年間の利用で端末代が実質無料
» Broad WiMAX
高額キャッシュバック・大手の安心感を第一に考えたい人におすすめ
» GMOとくとくBB WiMAX
WiMAXプロバイダーの本流!公式での安心感を得たい人におすすめ
» UQ WiMAX
口座振替での支払いや、SIMカードのみの契約ができる
» BIGLOBE WiMAX
いつまで使うか分からないので端末レンタルで気軽に使いたい人におすすめ
» 5G CONNECT
長期利用を考えている人におすすめ(3年使えば端末代を実質無料にできる)
» カシモWiMAX
WiMAXの特徴まとめ
- データ通信に特化したモバイルブロードバンド通信
- データ容量は無制限で使用できる
- auの電波も併用しているため使えるエリアが広い
- どこのプロバイダーで契約しても使えるエリアは同じ
- ルーターはホームタイプもある
- 使いすぎると制限にかかる場合がある
人気記事最強モバイルWi-Fi決定戦!現役通信技術者が選ぶ最新おすすめランキング
参考即日発送・当日受け取り可能なWiMAX特集!いつ届く?店舗受け取りが早い?
参考リンク
- KDDI株式会社:今さら聞けない『WiMAX』とは? 仕組みや速度、注意したい点などを徹底解説
- Wikipediaフリー百科事典:モバイルWiMAX
- 総務省資料:令和5年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について
- 総務省資料:情報通信統計データベース 情報通信白書令和6年度版
- 総務省資料(ノーテルネットワークス株式会社ワイヤレス事業開発部 ):WiMAX について
- UQコミュニケーションズ株式会社:新世代モバイル通信システム委員会 技術検討作業班 説明資料
- 消費者庁:比較広告ガイドラインのポイント