少しでも長い時間使えるモバイルWi-Fiは「バッテリー容量」を比較すればいいですか?
最新機種の比較や、外出先で長時間使うためのコツなども紹介していきますので、ぜひご覧ください!
電池持ちが良いモバイルWi-Fiベスト3
1位 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(WiMAX)
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | |
バッテリー容量 | 連続通信時間 |
5,000mAh | 約16.6時間(初期設定時) |
おすすめ【SCR01】Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの実機レビュー!通信速度も測定してみた
2位 Speed Wi-Fi NEXT WX06(WiMAX)
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | |
バッテリー容量 | 連続通信時間 |
3,200mAh | 約14時間(ハイスピードモード) 約13.3時間(ハイスピードプラスエリアモード) |
参考Speed Wi-Fi NEXT WX06のスペックを徹底解説!WX05との比較もしてみた
3位 Speed Wi-Fi NEXT WX05(WiMAX)
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | |
バッテリー容量 | 連続通信時間 |
3,200mAh | 約14時間(ハイスピードモード) 約13.3時間(ハイスピードプラスエリアモード) |
【審査基準】2つのポイントから比較しました
例えば高負荷な通信方式を利用する場合「通信速度は上がるけど、その分電池の持ちも悪くなる」という事象が発生する場合があります。
詳しくは電池を長持ちさせる使い方で後述します。
なので、電池持ちが良い(長時間使える)モバイルWi-Fiを見極めるには、バッテリー容量と、連続通信時間の2つに目を向ける必要があります。
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バッテリー容量
現在のモバイルWi-Fiのバッテリー容量の主流は、約2,000〜3,000mAh程度の物が多く、中には少ないもので1,500mAhや、多いもので5,000mAhを超える機種もあります。
電池持ちが良いモバイルWi-Fiという観点からは、当然ですが、なるべく容量の多いものを選んでおいた方が良いです。
ちなみに、iPhoneに搭載されているバッテリー容量はiPhone XRで2,942mAh、iPhone XS Maxで3,174mAhとなっています。
連続通信時間
バッテリー容量が多くても、連続通信時間が短い機種も存在します。
同じバッテリー容量の機種でどちらにしようか迷ったら、連続通信時間の長い方を選ぶと良いです。
たとえば、WiMAXのSpeed Wi-Fi NEXTのWX04と、WX05を比較してみると、どちらも同じ3200mAhのバッテリー容量が搭載されていますが、後継機種のWX05の方が、連続通信時間が10〜20分長いです。
キャリア別バッテリー持ち比較(最新機種)
UQ WiMAX
機種名 | バッテリー容量 | 連続通信時間 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 4,000mAh | 約8.1時間(ノーマルモード) 約9.5時間(エコモード) |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 5,000mAh | 約16.6時間(初期設定時) |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 3,200mAh | 約14時間(ハイスピードモード) 約13.3時間(ハイスピードプラスエリアモード) |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 3,000mAh | 約9時間(WiMAX 2+、スマート設定時) |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 3,200mAh | 約14時間(ハイスピードモード) 約13.3時間(ハイスピードプラスエリアモード) |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 2,750mAh | 約9時間 (ハイスピード、ノーマル設定時) |
Speed Wi-Fi NEXT WX04 | 3,200mAh | 約13.8時間(ハイスピードモード) 約13時間(ハイスピードプラスエリアモード) |
Speed Wi-Fi NEXT W04 | 2,750mAh | 約9時間(ハイスピードモード、ノーマル時) |
Speed Wi-Fi NEXT WX03 | 2,890mAh | 約12.3時間(WiMAX 2+、エコモード) |
Y!mobile
機種名 | バッテリー容量 | 連続通信時間 |
Pocket WiFi 5G A102ZT | 5,300mAh | 5G:約5時間 FDD LTE:約7.5時間 AXGP:約9時間 |
Pocket WiFi 803ZT | 3,000mAh | 約12時間 |
Pocket WiFi 801HW | 3,000mAh | 約8時間(省電力設定OFF時) 約10時間(省電力設定ON時) |
Pocket WiFi 701UC | 5,350mAh | 約18時間 |
Pocket WiFi 601ZT | 2,000mAh | 約8.5時間(省電力OFF時) 約10時間(省電力ON時) |
Pocket WiFi 603HW | 2,400mAh | 約6時間(省電力設定OFF時) 約8.5時間(省電力設定ON時) |
Pocket WiFi 506HW | 1,500mAh | 約6時間 |
モバイルWi-Fiの電池を長持ちさせるコツ
モバイルWi-Fiを使わない時には電源を切っておくというのは基本ですが、それ以外にも以下の点に少し気を付けておくと電池を長持ちさせる事ができます。
電池を長持ちさせるコツ
- 使用しない時には電源を切る
- 電波の届かない場所では電源を切る
- 自動電源オフ機能を使用する
- Wi-Fi自動オフ機能を使用する
- 省電力モードを使用する
- CA機能はなるべく使わない
- Wi-Fi接続よりも消費電力の小さいBluetoothテザリングを使用する
電波の届かない場所や、利用しない場所では電源を切る
モバイルWi-Fiは、圏外の状態では電波を探そうと受信能力を上げようとするため、ルーターへの負荷が通常時よりも掛かり電池の消耗に繋がります。
明らかに電波の届かない地下や、映画館など使用できない場所では電源を切った方がバッテリーの節約になります。
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知っておくと役に立つ!モバイルWiFiが繋がらない場所はこんな所
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省電力機能を使用する
外出先で利用する場合には、自動電源オフ機能、Wi-Fi自動オフ機能、省電力モードなどの省電力機能を積極的に使用しましょう。
CA機能はなるべく使わない方が良い
CA(キャリア・アグリゲーション)とは、簡単に言うと、2つの異なる周波数帯の電波を使い通信速度を上げる技術です。
つまりルーター側では電波を探す・電波をキャッチする労力が2倍掛かることになります。
例えば、一方の周波数帯の電波はスムーズにキャッチできたとしても、もう一方の電波をキャッチできない場合は、前述のとおりルーターは電波を探そうと受信能力を上げます。
そのため通常利用時に比べ負荷が掛かり、電池の消耗が進みます。
バッテリーセーブモードをオンにするとCA機能は無効になるなど、機種によってオフの仕方が異なります。
Wi-Fi接続ではなく、Bluetoothテザリング機能を使う
Bluetoothテザリング機能のあるモバイルWi-Fiでは、Wi-Fi接続よりも消費電力の小さいBluetoothテザリングで接続をした方が、電池の消耗を抑えられます。
Bluetooth接続はWi-Fiに比べて通信速度が下がったり、同時接続台数が少なくなるというデメリットがありますが、バッテリーの消費が少ないという点では非常にメリットが高いと言えます。
モバイルWi-Fiと接続する機器側もBluetoothに対応している必要がありますのでご注意ください。
Speed Wi-Fi NEXT WX05の例 | |
最大接続可能数 | Wi-Fi:10台 Bluetooth:3台 |
最大通信速度 | Wi-Fi(11ac):6.9Gbps Bluetooth:24Mbps |
連続通信時間 | Wi-Fi:830分 Bluetooth:1000分 |
使い方にもよりもますが、外出先で接続をするには十分だと思います。
まとめ:電池持ちが良いモバイルWi-Fiと、電池を長持ちさせるコツ
電池持ちが良いモバイルWi-Fiを選ぶには、本体のバッテリー容量だけではなく、連続通信可能時間も確認するようにしてください。
現行のモバイルWi-Fiで電池持ちが良い機種トップ3は以下の通りです。
電池持ちが良い機種トップ3
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
電池を長持ちさせるコツ
- 自動Wi-Fiオフ、自動電源オフ、エコモードなどの省電力機能を使う
- 電波の届かない場所や、使用しない時には電源を切る
- CA(キャリアアグリゲーション)機能はなるべく使わない方が良い
- ルーターと接続機器間の通信はW-Fiではなく、Bluetoothテザリングが対応している機種の場合はBluetoothを利用する